「はい、圭ちゃん♪」
「ありがたく思うんですよの?」
「ボクもあげるのです。にぱ〜♪」
「へへ。ありがとうな、みんな。しかし、揃いも揃って随分気合いの入った包装だな。こっ恥ずかしくなってくるぜ…」
「はう〜、みんなが圭一君にあげたチョコ、とってもかぁいいよぅ…いいな、いいな…」
「…レナ?」
「お、お、お、お持ち帰り〜♪」
「ぐはぁ〜っ!」
「さすが、レナ。ここから見てもハートの残像しか見えないとは…」
「かぁいい物は見逃しませんわね。」
「一秒間に一億発なのです。」
「貴様ら…謀ったな…」
「エンジェルモートに特注した甲斐があったねぇ。」
「相手が気を緩めた一瞬の隙に叩き落とす…トラップの醍醐味ですわね。」
「圭一、チョコを取られてかわいそかわいそなのです。なでなでしてあげるのです。」
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